2015/06/12 14:15

今日のブログは、小さいお子さんのいるお母さんに読んでもらいたいお話です。

昨日のブログでは、味噌の原料についてお話をしました。
国産大豆の味噌はなかなか手に入らないという話しでした。
では実際に、国産大豆の消費と生産の状況は、どうなっているのか、少し調べてみました。
私たち日本人にとっては、とても大事なお話です。



農水省は、平成25年(概算)のデータを公開しています。
まとめてみると、以下のようになります。
1.大豆の日本国内での年間消費量
 1)日本人は年間300万トンの大豆を消費。
 2)この数字には、食用・油用・味噌醤油用など様々な用途の大豆が含まれています。
 3)味噌醤油用として消費されているのは、15万トンになります。
2.国内生産・輸入量
 1)国内生産量:20万トン
 2)輸入量:276万トン
 3)平成25年の大豆の自給率は6%です。
   ただし、サラダ油などの原料となる油糧用を除いて食品用に限りますと、大豆の自給率は21%となります。

この数字だけでは、全てを説明しきれませんが、おおよそ、大豆・味噌などを10回食べたら、8回は輸入大豆を食べている換算になります。
普段から食材に気を使って、専門店などで大豆や味噌を購入されていない方は、それ以上の確率(つまり、ほぼ全て)で輸入大豆を食べているかもしれません。

地物おごっそう屋(おごっそうや)では、山梨県の山田農園で育てた国産大豆から味噌(発酵食品)を造って、皆さまに直接お届けしています。
安心してお召し上がりください。



【出典:農水省Webサイト・大豆の需要量、自給率の推移】
 http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_data/pdf/011.pdf